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ブランズシティ久が原は縁起が悪い

東急不動産の分譲マンション建設計画「ブランズシティ久が原」(東京都大田区鵜の木)は縁起が悪い。ブランズシティ久が原は地下1階地上12階の地下室マンションである。高さ規制逃れの地下室マンションの悪質さは以前より指摘されている。東急不動産だまし売り裁判でも地下室マンションに言及した(林田力『東急不動産だまし売り裁判9』「アルス東陽町での進行協議」)。

実質13階建ての「ブランズシティ久が原」が地下1階地上12階と表記することには別の要因も考えられる。「13」という数字は縁起が悪いために避けたのではないか。実質13階建てであるが、13という不吉な数を誤魔化している。『13日の金曜日』や『ゴルゴ13』は有名である。

住民運動のブログは以下のように指摘する。「何となく嫌な感じはします。とはいえ、はっきり地上13階なんて宣伝はできません。何せ、トップフロアですので、屋上ベランダ付きの大きいフラットが13階ですとは、買おうという人が引いちゃいます」(『「(仮称)ブランズシティ久が原計画」周辺住民のブログ』「13階という高さ」2015年5月7日)。

このような姑息な歪曲は東急不動産の十八番である。東急不動産だまし売り裁判は不利益事実隠しであった(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス社)。ブランズシティ守谷では住民反対運動を起こされ、ブランズシティ守谷で検索すると反対運動のホームページが上位に表示されるようになった。すると東急リバブル東急不動産はブランズシティ守谷ではなく、ハッピー守谷を宣伝に使うようになった。

ブログでは13階という高さに対して「東急不動産さんには是非再考して頂きたい」と締めている。13が不吉な理由の一つに、調和的な数である12よりも一つ余計なために不調和とされたというものがある。「ブランズシティ久が原」も地域環境にとって不調和である。デベロッパーに住民視点がなければ誰も欲しがらないマンションを建ててしまう。そのようなマンション在庫を片付けるためにマンションだまし売りが正当化されてしまう。

ブランズシティ久が原は住環境を破壊すると住民から批判されている(林田力『東急不動産だまし売り裁判37ブランズシティ久が原伐採』アマゾンKindle)。東急不動産のマンション建設は周辺住民にとって暴力的ですらある。東急不動産のマンション建設は住民イジメである。東急不動産は住民をなめている。住民をなめる企業に未来はない。

東急リバブル東急不動産の殿様商売は続かない。反動は大きくなる。何事にも終わりがある。調子に乗り過ぎていることは確かである。過剰供給になることも確かである。不動産が値上がりしていると言われるが、同じ物件が値上りしているということは、何度も売りに出したり、また取り下げたり、そしてまた売り出しているということである。それが統計上、不動産取引が活発と結論付けられることになる。


林田力
林田力

林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』

マンションだまし売りを描くノンフィクション

林田力・東急不動産だまし売り裁判 東急不動産だまし売り裁判 楽天ブックス
東急不動産(販売代理・東急リバブル)から不利益事実を隠して問題物件をだまし売りされた著者(=原告)が消費者契約法に基づき売買契約を取り消し、裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟、東京地裁平成18年8月30日判決、平成17年(ワ)3018号)で売買代金を取り戻した闘いの記録。
裁判における当事者と裁判官の緊迫するやり取りを丹念に再現
個人が不誠実な大企業を相手に闘うドラマがある!
裁判と並行して明らかになった耐震強度偽装事件の余波や欠陥施工、管理会社・東急コミュニティーの杜撰な管理にも言及し、深刻化を増すマンション問題の現実を明らかにする。

●目次
まえがき 東急不動産を提訴  東急不動産の弁論欠席  弁論準備手続開始 東急不動産の証拠改竄を指摘  東急不動産の図面集捏造に反論  倉庫との虚偽説明を糾弾 アルス東陽町での進行協議  証人尋問  地上げ屋の証言  原告への陰湿な攻撃 東急不動産従業員の証言  偽りの和解協議  東急不動産の卑劣な提案  予定調和の協議決裂 東急不動産に勝訴  東急不動産の遅過ぎたお詫び  耐震強度偽装事件と欠陥施工  勝訴の影響 社会正義の実現のために
ISBN978-4-904350-13-3 C0032 46判 110頁 定価1100円+税
ロゴス社、2009年7月1日刊行



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